褒められることで脳内から分泌されるもの
こんにちは!
下呂市でピアノ教室を主宰しています、きたはら音楽教室の北原かおりです。
褒めて育てるといい・・これはよく耳にすることですが、どうしてそれが良いのか、科学的に根拠があるのをご存知ですか??
私も、褒められるといい気分になるから、という表面的なことしか知りませんでした。先日、ピアノdeクボタメッソドの研修があったのですが、褒められることで脳内からドーパミンが分泌されることを知りました!
ドーパミンはどんな効果があるかというと
♪幸せな気持ちになりやる気がでてくる
♪集中力がアップして効率がよくなる
♪ポジティブになる
という効果があります。
ピアノの練習も嫌々練習してもとても効率が悪く、あまり成果が上がりません。たとえ短い時間でもやる気で向かえると、とても効果があると思います。私の生徒さん(かなり前の話ですが・・・)も、レッスンの前の日に1時間~2時間、怒られて嫌々練習していた子がいました。一見すると、2時間も練習したらうまくなりそうなのですが、前の週とほぼ変わらず、うまく弾けるところがない状態。怒られてする練習はとても気持ちのいいものではありませんし、ピアノの音も乱暴になっていきました。
そこで、お母さん、生徒さん、私で話し合いをし、毎日10分でいいから自分で時間を決めてやる、ということになりました。(練習をいつするかは、曜日によって違うので、何曜日は何時からやると言う風に紙に書いて自宅ピアノの前に貼ってもらいました)一ヶ月もしないうちに、音も乱暴ではなくなり、少しずつ上手くなって弾ける部分が増えてきて、当初決めた10分より自分できりのいいところまで練習するようになりました。お母さんも、生徒さんも怒ってやるという悪循環から脱出できて、ストレスがなくなってよかったとおしゃっていました。
そうすると、お母さんが褒めることも増えてきて、ますます生徒さんは練習を頑張るようになりました。レッスンでももちろん私も褒めますし、相乗効果で集中してとても良い練習ができるようになりました。
年一回の個人面談のとき、私が「褒めてください!」と言うと、みなさん「あんまり褒めるところがないんですよね」とおしゃっるのですが、まず些細なことでも褒めてください、先にお母さんが褒めてください、とお願いするようにしています。頑張ったら褒めようと思っているとハードルが上がりすぎてしまうので、「大人にしてみれば小さいことでも、子供にしたらすごいことなんですよ」とお話します。
褒める⇒ドーパミン効果で、お子さんがやる気で練習する⇒上手く弾けるようになる⇒先生にもすごく褒められる⇒ますます練習を頑張る
こんな良い循環なっていきますよ。どんどん褒めて育てていきましょう!
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