「うちの子地味かしら?」と不安なあなたへ。YouTubeの真似をしてもなぜ音は良くならないのか。

こんにちは😃

下呂市ピアノ教室/きたはら音楽教室を主宰する北原です♪

「うちの子、このままで大丈夫かしら?」頭にクエスチョンマークを浮かべた人のイラスト(女性)

コンクール本番を控えたご家庭に、
そんな焦りや不安が広がるのは
当然のことです。

周りの子が華やかに見えたり、
動画サイトの派手な演奏が正解に見えてしまうこともあるでしょう。

お子様のために何かしてあげたい。
その一心で「もっと感情を出して」
「もっと大きく動いて」と
声をかけたくなるお気持ち
本当によく分かります。

しかし、ここで一度立ち止まって
考えてみていただきたいのです。

ピアノコンクールは
一体「何を」競う場なのでしょうか?

指の速さでしょうか?
派手なアクションでしょうか?
それとも、いかに上手そうに
見えるかでしょうか。

答えは、どれも違います。

お子様を想うからこそのアドバイスが、

実はコンクールという舞台の
大きな落とし穴になってしまうことがあります。


⚠️ 動作だけを真似しても、音は良くなりません!

最近、YouTubeなどの演奏を見て
「こんな動きをした方がいいのでは?」
「もっと感情を出した方がいいのでは?」を感じられることが増えているかもしれません。

ですが、順番を間違えてはいけません

⚫︎大きく体を揺らす
⚫︎大げさに腕を振る、上げる
⚫︎天を仰ぐように顔を上げるetc…

これらは「上手に見せるための技術」
ではありません。

良い音を極限まで追求した結果、内側から溢れ出し、自然に出てくるものです。

中身が伴わないまま形だけを真似すると、以下のような弊害が必ず起きます。

▲音が浅くなり、ホールに響かない
▲不要な力が入り、指が回らなくなる
▲テンポが不安定になり演奏が雑になる…など

表面的な「それっぽさ」は、
かえってお子様の可能性を
狭めてしまうのです。

⚠️ 「コンクール弾き」という落とし穴
コンクールにおいて、派手な強弱や極端なテンポの揺れ、大きなアクションが評価されるわけではありません。

審査員は表面をどれだけ繕っても、
そこに「中身のある音楽」があるか
どうかを一瞬で見抜きます。

「それっぽく」見せるためのデコレーションは、プロの耳には通用しません。

むしろ、基礎を疎かにしているサインとして、厳しい評価に繋がることさえ
あります。

審査員が厳格に見ているのは、もっと本質的な部分です。


🌱 本当に伸びる子の共通点

⚫︎地味な基礎を嫌がらないこと。
⚫︎正しい脱力
⚫︎安定したフォーム
⚫︎音の響きを聴き取る耳
⚫︎アドバイスをよく聴く、素直

ここを丁寧に、一段ずつ積み上げた子が、最終的にステージで
誰よりも大きな輝きを放ちます。

コンクールは「動作を見せる場」ではなく、積み重ねを表現する場です。

これからも私は表面ではなく
「中身」を育てることを大切にしていけたらと思います。

今まで動きに1番注目していた場合
ご家庭での声がけを、
今日から少しだけ変えてみてください。

「もっと動いて!」ではなく、
「今の音、すごく綺麗に響いたね」

「もっと派手に!」ではなく
「丁寧に弾いているのが伝わってきたよ」

その一言がお子様にとって
何よりの救いとなり
本物の音楽を育てる力になります。

最高のステージにするために、共に歩んでいきましょう。

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