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久しぶりに、文字を綴ってみようと思います。なんと、気づけば1年も経ってしまいました。
今学ばせていただいているBGA(Bloom Garden Academy)〜才能開花の学校〜
の学長から「課題が出たから」というのが正直なきっかけだけれど、こうして言葉を紡ぐのも悪くないなと思って、静かにパソコンを開きました。
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なんでそんなに頑張れるの?
「なんでそんなにがんばれるの?」
よく聞かれます。
でも実は、私の中では“がんばってる”っていう感覚よりも、「やってみたい!」って気持ちで動いてるだけなんです。
振り返ってみると、毎年何か新しいことにチャレンジしていて、2021年には
苦手なパソコンに向かい、教室のホームページを作った時も、得意な人がやれば3週間でできるって書いてあったけど、私は毎日かなりの時間パソコンに向かい、完成まで4ヶ月もかかりました💦
あまりにできなさすぎて泣きながら作業しました。
今振り返ってみると、挑戦の連続だったなぁって思います。
今日は、そんな“私が挑戦する理由”を、お話しさせてください。
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SNS発信、最初は震えるほどこわかった
今では自然に発信しているSNSも、最初のころはすごく苦手でした。
「何書いたらいいのかな」
「変に思われたらどうしよう」
「誰も反応してくれなかったら悲しいな」そんな不安でいっぱいで、何度も投稿画面を開いては閉じ、書いては消し…を繰り返していました。
実際、勇気を出して投稿した内容について、誰かわからない人から、心無いことも言われたりしてアカウントを消そうとも思いました。でも、あるときまた勇気を出して「私がピアノに込めている想い」を素直に綴ったら、全く面識のない方からDMが届いて、それに共感してくださる方がいることがすごく嬉しくて。
「先生の言葉に背中を押されました」
「投稿が励みになります」そんな声をもらったとき、はじめて「伝えるって、誰かの力になれるんだ」って実感しました。続けて良かったと思いました。
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子どもたちに見せたい“挑戦する大人の姿”
私が子どもたちに伝えたいのは、ただピアノが上手になることだけじゃありません。
自分の音で表現する楽しさや、やってみる勇気、自分を好きになるきっかけ。
そういう“生きる力”の種を、音楽を通して育てていきたいと思っています。だからレッスンでは、「できないと諦める前に、まずやってみようね」って、よく伝えるんです。
でも、それって私自身が挑戦してなかったら説得力がないなと思って。
だから、こわくても、自信がなくても私はまず一歩踏み出すようにしています。

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保護者様から発表会後に届いた、心に沁みる手紙
発表会って、毎回本当にいろんなドラマがあります。
緊張で舞台袖で顔がこわばっていた子が、ステージの上では思いきり演奏できたり、
人前に出るのが苦手だった子が、「緊張したけど、ホールで弾けて楽しかったー!!」って演奏後笑顔で言ってくれたり、
その度に、「音楽って、ただの音じゃなくて、心の力なんだな」って思わされます。2023年の発表会のあと。
レッスンの時お手紙をいただきました。ある生徒さんのお母さんからですした。
そこには、発表会の準備中から私の体調を気遣ってくださる言葉とともに、こんなふうに綴られていました。
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かおり先生へ発表会の準備から当日の様子を一部しか知りませんが、先生の細やかな配慮や子供たちへの愛情を感じると同時に、本当に大変だっただろうな。と思います。
体調を崩して当然なほど心身ともにがんばられていたのだと納得できました。
今年は冒頭から先生のあいさつを聞きながら、感極まるものがありました。発表会を通して先生の子供たちへの声掛けや接し方が、その子の月齢や個性にあった配慮をされていることを感じ、先生の人柄とプロの意識を感じました。〜中略〜
ホール入り口に置いてくださっていた、メッセージカードは、みんな自分の名前を見つけてとても嬉しそうにしていて、大舞台への勇気をもらえたと思います。
◯◯(生徒さん)のコンクール予選前には、プライベートの時間まで使って毎日録音をLINEでやり取りしていただき、◯◯は本当に幸せな生徒なんだよ、と話しました。(お手紙掲載については、許可をいただいております。ありがとうございます✨)
・*:.。 。.:*・゚✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚読みながら、自然と涙があふれてきました。
「こんなふうに見てくれていたんだ…」
「ちゃんと届いていたんだな…」って。毎回、目の前の子にできることを精一杯やってきたけど、正解がわからないことも多くて。
悩みながらも向き合ってきた日々が、こうして誰かの心に残っているんだと思ったら、胸がいっぱいになりました。
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私が目指している未来
私は今、“音楽×自己表現”を軸にしたレッスンを、より多くの子供たちに届けていきたいと思っています。
また、私の想いを引き継いでレッスンしてくれる講師を育てたいです。
私にとってはすべて、「より多くの子どもたちに、音楽で自己肯定感を育みたい」という想いからきています。
その未来を叶えるために、今はまだ見ぬ仲間と出会う準備をしたり、新しい学びに飛び込んだり、ちょっと緊張しながらも、毎日挑戦を積み重ねています。
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最後に
挑戦って、いつもド派手なことじゃなくて。
「やったことないけど、やってみようかな」って思う小さな一歩の積み重ねだと思うんです。そして、その一歩を踏み出すときのドキドキも、やってみたあとの小さな達成感も、「ああ、生きてるなぁ」って実感につながっていく。
私は、器用でもないし、いつも余裕があるわけでもないけれど、「こうなったらいいな」という未来に向かって、今日もまた小さな一歩を踏み出します。
そしてその姿が、誰かの「私もやってみようかな」に変わってくれたら、それが一番うれしいです。